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 ホームページ観察記 
・第5回:『ホームページの寿命』

 2005年を振り返ってみますと、実にIT分野には様々な事があった、と思います。毎年の事ではありますが、買収問題等の影響で普段、パソコンに向かう事のない人も色々、噂を耳していた様です。好意的であるか否かは別にして、確実にIT業界の知名度は上がった様です。

 ところで、皆さんのサイトには年末、電通消費者研究センターからご連絡はありましたでしょうか?
 内容はインターネット広告費についてのアンケートです。「
2005年日本の広告費」の調査です。報告書につきましては、再来月後くらいにお知らせしたいと思います。
 取り敢えず、2004年のインターネット広告費は1,814億円(その内、モバイル広告費:180億円)、前年[2003年]比153.3%との事です(詳しくは株式会社電通のホームページをご覧下さい)。全体に占めるインターネット広告率は3.1%で、ほぼラジオでの広告と同程度との事です(ラジオ広告費:1,795億円)。
 2005年における広告費がどの様な推移となったか、又、2006年の広告費がどうなるか、はさて置き、これは如何にインターネットの認知度が高くなったか、を意味しています。同じく、それだけ企業もインターネットでの宣伝広告に力を入れている事が云えます。つまり、業種にもよりますがインターネットでの宣伝広告がそれなりの効果を発揮し、広告費を投じても得る価値がある事を意味しています。

 当サイト
Merveilleが、大したコンテンツもないのにそれなりのページビューがあるのは、私の力…ではなく、こうしたインターネット上での宣伝効果を皆さんが望んでの事なのです。
 当初、純粋な情報収集を目的としていた訳ですが、混濁した情報が宣伝と云う形を取って現れたのです。勿論、これは望ましい事です。当サイトはポータルサイトですから、情報は多ければ多い程良いのですが、情報リテラシーの面において、それなりのフィルターが必要になり、何故かこの様な雑記を書いている訳です^^;

 さて、天下の電通は広告費、つまり、有料広告のリサーチをしておりました。勿論、大企業ですから当然です…が、当サイトがそれと同じ事をやっても意味はありません。と云うより、碌な回答は出せませんし、意味がありません。そこで、無料広告、或いは低額有料広告、極一般的にアクセス向上、宣伝告知、と云う観点で見て行きたい、と思います。


 当サイトは、この『
ホームページ観察記』をご覧頂いている(いるのかな?)皆様と立場は同じです。非商用サイトですから商用サイトを運営なされている方と比べると、非常に気楽とも云えますが、アフィリエイトを利用せず、独自ドメインを取得し、有料サーバを借りて運営しておりますからお金は出ていっている訳です。丁度、この雑記を書く前にドメインを延長、サーバも延長して参りました。皆様も安心(?)して、これからも当サイトをご利用出来ます^^
 インターネットを活用しての広告の良い処は、何と云っても広告費を抑える事が出来る事です。週刊誌の極々小さなスペースに広告を載せるだけで数万円、カラーページ丸ごとでは数十万円、電車の中吊りは数百万円、テレビCMは数千万円の広告費が必要です。
 しかし、ホームページを持っていれば、ランニングコストは掛かるものの、永続的な宣伝と情報提供を維持する事が出来、更に店舗をも兼ね備えています。刹那的な広告を打つ事で爆発的な集客を促す事も必要ですが、継続的な集客とリピーター獲得にホームページは持って来い、と云えます。大資本がなくても、その使い方次第では効果的な宣伝力を発揮するのです。
 ですが、ホームページは増え過ぎました。常時接続が一般的になったのもそうですが、個人・法人問わず、誰でも比較的簡単に運営出来ます。更に去年爆発的に増えたブログの人気と台頭、お手軽なモバイルサイトも携帯電話の表示能力上昇とパケット通信の定量制普及で益々、増えています。その為、SEMが取り沙汰され、2002年頃からSEOが認知され始めました。
 SEO対策が加熱したのは2004年、個人サイトによるアクセスアップを目指すサイトが増えた事によります。法人、特にウェブ広告に力を注ぐ企業であれば、ROI向上の為、アクセスとコンバージョンの正確な計算が必要となるのですが、SEO対策に躍起になる余り、前回此処で記載した様な空アクセス等を生む様な結果を招いているのも事実です。当サイトがSEO対策を謳っているにも関わらず、私がSEO的な発言をしないのは、以前述べたドメイン取得前のGoogle八分現象がきっかけですが、この空アクセスの問題とLPOを視野に入れてのリサーチを取っていたからです。リニューアル後、ずっと同じレイアウトであったのは、これが理由です。今暫くは、このレイアウトのままを考えておりますので、ご容赦下さい。
 私が云う“
有意義なアクセス”とは、実の処、コンバージョンを指すのですが、非商用サイトなので、敢えて、「有意義」と記述し続けました。商用サイトではない為、P4P広告、バナー広告、メール広告等を出していないからです。今後も当サイトに限っては、有意義、と云い続けるつもりです^^;

 さて、小理屈ばかりこねていても仕方ないので、ちょっとリアルなお話をさせて頂きます。
 非商用サイトの為、ネット広告を出していない当サイトが有意義なアクセスを解析する為には、検索結果と被リンクの二つに集中すれば良い訳です。
 当サイトにおける“有意義”を説明するのは置いておき、先ずはアクセスを調べてみました。同じ検索エンジンサイトとしては心苦しいのですが、二ヶ月程前、実際にアクセスを得られるのかどうかを確かめる為、データをバラ撒いてみました。特定のキーワードをGoogleで検索し、50箇所程度の検索エンジンに一つ一つ手作業で登録してみました。検索結果上位の検索エンジンサイトは既に登録済み、相互リンク済みでしたので、100位以下500位以内のサイトに登録してみました。規定を遵守した上で、敢えて相互リンクを申し出ず、各検索エンジンにおいて上位表示しない状況での登録です(登録条件が相互リンク必須サイトへの登録はしていません)。

 結果からお伝えします。登録後、審査を伴う検索エンジンを除き、2〜3週間の間に3アクセス以上あったサイトは皆無です!又、審査を伴うサイトの場合、管理人が審査に来ますので、別IPからのアクセスは、やはり3アクセス未満でした。付け加えると、一月と経たずアクセスは消え失せます。実際には、登録後、一週間と保ちません。

 この結果を分析すると次の様な事が云えます。
 ロボット検索においてある程度、検索数の多いキーワードにおいて検索結果が上位表示されない検索エンジンへの登録は、キャッシュ集めとしても乏しい、と云う事です。更に、インデックスの更新の無い検索エンジンは、SEO的に意味をなさず、特に自動登録、無審査型サーチはHTMLであっても効果は殆ど期待出来ず、アクセスは皆無、と云う事です。
 又、これは大変、寂しい事ですが、当サイトを登録頂いた審査型検索エンジン様より相互リンクのお誘いも皆無でした。無審査型は当然、お誘いはありません。

 上記を踏まえて何が分かるかと云うと、検索エンジンサイトにも運営姿勢があり、検索エンジンCGIを設置しているだけ、とサイトとして運営・更新しているか、と云う事です。
 当然の事ですね。では、何故、殊更当然の事を語るかと云うと、「
検索エンジン代行登録」と云う有料サービスを仮想的に確かめて見たかったからです。代行登録と云うサービスは、結構前から目にしておりました。それなりの値段を取る処から数千円程度と、比較的安価なネット広告[宣伝]、と見て取る事が出来ます。凡そ、300、500、1000、1500サイトの検索エンジンに一気に登録する、と云うものです。
 勿論、登録する検索エンジンを厳密に審査し、しっかりとしたサービスを約束する、と思いますが、ニュアンスとしてはDMと似ています。つまり、一週間の間に500〜1000程度のアクセスが瞬間的に集まる訳です。しかし、登録フォームを纏め上げ、一気に登録出来るCGIを用意する訳ですから、必ず、登録可能な検索エンジンを巡回型プログラムでリンクを確かめる筈です。もし、このサービスをご利用した事のあるサイトオーナーの方おりましたら、参照元URLとブラウザを解析して見て下さい。参照元URLが無料アカウントばかり、ブラウザで見慣れないロボットがリクエストをして来ていたら気を付けて見て下さい。

 これ等から推測出来るのは、各ホームページと云うものには“
寿命”がある、と云う事です。
 サービスにおける技術革新により淘汰される、これが法人サイトでは一般的です。しかし、個人サイトが膨大に存在する中においては、
放置、がその寿命と云えます。勿論、単純にドメイン切れ等もありますが、共通しているのはインデックスにおいて更新が見られず、相対的な反応の見えないサイトは、寿命が尽きるのも早い、と云う事です。簡単に云うと、ユーザーよりもオーナーの飽きが早いサイトは、それだけ寿命も短い事が云えます。
 寿命とは、即ち、SEO的な失敗を意味しています。それは広義な意味として宣伝効果の無い事を意味し、有料広告は勿論、手作業での宣伝も又、意味はなく、アクセスアップには繋がりません。
 寿命を迎えた、或いは寿命の短いサイトを見極める事が出来れば、それだけ効果的な宣伝と有意義なアクセスを獲得出来る訳です。

 当サイトが相互リンクの規定の見直しをした切っ掛けでもあるのですが、イデックスに動的な対応の見受けられないサイトは危険です。逆に更新頻度が高い、より明確にはリニューアルのテンポが早いサイトも寿命は早く尽きます。時折、復活を遂げるサイトもあります。しかし、稀です。
 もし、当サイトが商用サイトであったとし、有料広告を出すとしたら、と考えるとなかなか深いものがありますね。
 結果的にLPOが最重要な訳ですが、ちょっと色々試しておりますので、暫くお待ち下さいね。


 今回は、報告、と云うよりも只の問題提議になってしまいましたが、もう少しまとまったら別の機会にお話させて頂きます。なかなか上手く伝えられず、プログラム的な事でもないので、皆さんに興味を持って頂ける内容なのかどうか分かりませんが、ある程度まとまればより効果的なホームページを作る事をお手伝い出来るか、と思います。
 それでは、また次回、お会い致しましょう。

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