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 ホームページ観察記 
・第4回:『アクセス推移の虚実』

 このMerveilleが独自ドメインを取得して半年が経過しました。

 より本格的なサイト運営を考えての事でしたが、独自ドメイン取得に伴うサーバ移転作業は当サイトが検索サイトとしてリニューアルした当初と同じぐらい地味で苦しい作業を伴うものでした。被リンク数の激減、移転URLのお知らせ、仕様の変更、新たな宣伝等そのどれもが新しいサイトをオープンするのと同じ、或いはそれ以上の作業が伴う上、夏から秋にかけてのアダルトサイトや出会い系サイトのスパム行為や不正アクセス、不正書込に悩まされ、思う様なサイト運営が出来ずにおりました。
 ですが、秋に入って僅かずつ情報整理に努め、9月半ばから10月半ばの一ヶ月で以前より一日当たりのアクセスを100前後伸ばす事が適いました。
 ここに来て、この『
ホームページ観察記』に於いて、今迄の経験を踏まえた上でアクセスの推移についてレポートしてみる事に致しました。

 当サイトが独自ドメインを取得する以前のサーバ(旧館)では、Googleからインデックスが表示されない、と云う現象に見舞われました。この状況を救って頂いたのが、相互リンクを頂いていたサイトの皆様です。独自ドメイン取得後、これを回復するのに手こずりましたが、何とか今に至りました。
 その最中、アクセスを得る、と云う事自体に多くの疑問と考え、それに纏わる様々な事情を思い知る事になりました。

 とあるサイト(仮に[
U]としておきます)は、大人気サイトでした。一日のアクセス数ははっきり分かりませんが、リンク集として巨大、且つ極めて優れたプログラムを有し、Yahoo!ディレクトリに登録済み、加えて管理体制もしっかりしており、個人的には大変、気に入っておりました。そのサイトと目出度く相互リンクをして見ると、一日当たり30アクセス前後(別IPアドレスによるもの)を返してくれるのです。このずば抜けたアクセス数が間違いなく実体のある“有意義なアクセス”で、解析結果としても初訪問者を大変、多く誘ってくれました。
 ところが、この
Uが突然、アクセス出来なくなってしまいました。ドメインが切れてしまった様です。これはショックでした。実に多くの訪問者を誘ってくれていたサイトの消失は、そのまま当サイトのアクセス数の低下を意味しますから、焦りました。
 この出来事以前にも、あるサイトに登録すると、情報の掲載されている一ヶ月の間、アクセスがグンと伸びるサイトを経験していましたが、恒久的な相互リンクによる永続的なアクセスとは比較になりません。
 この事件をきっかけに、高アクセスを得られるサイトより少なくても確実なアクセスを得る為のリンクへ、と考えを改めました。

 そんな中、ある時、当サイトにリンクを貼って頂いたサイト(仮に[
M]としておきます)が現れました。以前にもリンクを頂いた事はありましたが、このサイトは出来たばかりにも関わらず、圧倒的なアクセスを稼ぎ出すポータルサイトで、一日当たり15000アクセス前後のページビューを誇っています。僅かな期間ではありますが、このMから一日平均2アクセス(別IP)を頂いておりました。Uとは比較にはなりませんが、この堅実なアクセスは実に頼もしい、と喜んでおりました。ですが、見る見るアクセスは衰え、今では二週間に1アクセスあるかどうかです。

 後、あるサイト(仮に[
T]としておきます)と相互リンクをしました。一日当たり1500アクセス前後ある人気サイトです。僅かでもアクセスを頂ければ、と思っておりましたが、このTからのアクセスは凄まじく、一日60アクセス前後(別IP)もページビューがあり、正直驚きました。ですが、数週間後、アクセスはパッタリと止み、やはり二週間に1アクセスあるかどうかです。

 以前より大変親しくさせて頂いており、信頼させて頂いているサイト(仮に[
A]としておきます)があります。一日当たり300アクセス前後のサイトで、当サイトには一日平均2.5アクセス前後(別IP)を頂いております。当サイトは僅かにアクセス数が劣る為か、一日平均2アクセス(別IP)程度しか返せていない現状です。

 ここ迄、記述して来たサイト自身のページビューとアクセスを返す数との差に疑問を感じない人はいない、と思います。そうです、一体、
アクセス数は何処から何処迄が本物で、何処から何処迄が偽物なのでしょうか?

 これはあくまでも数字上の仮定の話なので、真実とは思わないで下さい。参考程度、とお考え下さい。

 まず、
Aから見てみます。お互いにトップページからのリンク(Aはバナーリンク、当サイトはテキストリンク)です。お互いの一日当たりのページビューは、ほぼ同程度(当サイトのが少ないです)、返すアクセス数(お互いのサイトへジャンプするユーザー数)もほぼ同程度です。
 
Aも当サイトもツールに頼らず、実直な迄に被リンク数を増やす方法でアクセスを稼いで来ました。
 当サイトでは逆アクセスランキングを開催し、そのデータを公開しております。同IPアドレスからのカウントは無視されますので、訪問者数は実数となります。これをアクセス解析に照らし合わせ、日々のカウント数と比較すると、大体、一人の訪問者が2.5回前後、当サイトのインデックスを見る計算になります。
 
Aも同じ様に逆アクセスランキングでデータを公開しています。同じ様に訪問者数とカウンターの数値を見比べると、やはり同じく2.5回前後、同一IPアドレスによる閲覧がある様です。

 ここ迄見比べ、又、自分自身のアクセス解析でもありますから、実数ははっきりしますし、同様に“
通常通り”のアクセスアップを目指せば、この様になる事がお分かりになると思います。

 では、
Mはどうなんでしょう?一日当たり15000以上のアクセスを示すカウンターが付いています。始め、当サイトに一日2アクセスを返す、と云う事は、当サイトへのリンクを貼ったページが少なくともAより若干、少ないくらい、と予想されます。200〜250前後でしょうか?では何故、その後、アクセスを返す数が減ったのでしょうか?
 リンクを貼ったページに新しいリンクページを重ね、純粋にリンクページが深くなってしまった訳です。簡単に云うとインデックスページからリンクページ迄のクリック数が増え過ぎてしまった事を意味します。
 GoogleやYSTでさえ、検索結果のページは複数ページ迄しか閲覧されないのが常です。如何にアクセスが多くても、埋もれたページにアクセスする人はいないのです。
 しかし、ここでちょっと疑問に思いました。サイト内検索が可能なポータルサイトで、全く検索に引っ掛からず、二週間以上アクセスがされない、とはどう云う事だろうと?単純計算で二週間に21万〜23万HITのサイトで検索されない…これは即ち、実数ではない事を意味しています。
 
Mのアクセスデータを解析してみると、実際のアクセスは一日当たり1500〜1700前後でした。十分、ヒットサイトと云えます。どの様な方法でアクセスを獲得しているか分かりませんが、著名なロボット検索からのアクセスが極めて多く、それだけ新規訪問者数が多い事を意味しています。しかし、所謂総合的なポータルである為、それだけ雑多な情報を保有している事から、多くの訪問者を指向性を持って誘引する様な仕様にはなっていない為です。
 カウンターが実数の凡そ10倍になっているのは、同一IPアドレスを排除せずにクリック数だけをカウントしてしまうものだから、と想像出来ます。

 それでは、
Tはどうなんでしょう?一日当たり1500HITで、当サイトに一日平均60前後のアクセスを返していました。お互いTOPページからのリンクです。普通に計算すれば、Tへのページビューが一日当たり7000HIT以上でないと有り得ない数字です。
 
Tのアクセスデータを解析してみると、ほぼカウンターと同じでした。つまり、同一IPアドレスを排除するタイプのカウンターなので間違いはありません。では、どうして多くのアクセスを返せるのか?答えは簡単です。インラインフレームによるランダム表示です。
 
Tの場合、ランダムでインラインフレームで別サイトを表示させる事で、T自体にアクセスされたHIT数をそのままインラインフレーム内表示サイトに返す事が出来るのです。例えば、一日100HITのサイトが、インラインフレーム内に特定サイトを表示し続ければ、インラインフレーム内のサイトに100HIT返す(与える)事が出来る訳です。
 
Tの場合、11サイトをランダム表示していたので単純に一日60HITを返すと云う事は、T自体に一日660HIT以上のアクセスがあった事を意味しています。
 しかし、ここでまた、疑問が生じます。解析結果、一日1500HIT前後のサイトが660HIT前後しか表示されないのは何故でしょう?ランダム表示の変数の違いでしょうか?それもあります。只、ここで注目すべきは、
T自体がまた、別サイトのインラインフレーム内表示に組み込まれている、と云う事実です。より正確には、JavaScriptを利用して複数サイトをランダム表示するページをインラインフレームでインデックスに表示する、と云うシステムです。バリューコマースのアフィリエイトプログラムに似たシステムと云えます。
 実際に
T自体のURLにアクセスして訪問する閲覧者がどれくらいになるか、は外からでは分かりません。あくまでも概算で500〜700HIT前後でしょうか?実際には、もっと少ないと思います。著名なロボット検索からのアクセス数と被リンク数から鑑みて、当サイトと同数、乃至は僅かに多いくらい、と予想されます。Tでは、他にもトラフィックエクスチェンジ等のアクセスアップツールも用いているので、訪問者の実数を把握する事が外からでは難しい、と云えます。但し、実際にリンクを辿って来るアクセス数を考えますと、かなり微妙な感じである事は否めません。

 さて、ここ迄書いてみると、自ずと閉鎖してしまった
Uの一日当たりのアクセス数が想像出来ます。UはTOPページと複数のプログラム内から当サイトにリンクしておりました。あくまでも概算でしかありませんが、大凡、一日3500〜4000HIT以上のアクセスがあったもの、と想像出来ます。このサイトの閉鎖が悔やまれてなりません。

 ここで、是非、注意して下さい。
Tの項で触れたJavaScriptとインラインフレームを用いた仮想アクセスを絶対に悪用しないで下さい。用いる時は必ず、相手方にその旨を連絡し、許可を得てからにしましょう。
 逆アクセスランキング開催サイトでランキング用コードを用いないタイプのランキング結果を不正に上げてしまうからです。不正をしてアクセスを得るのは、絶対に止めましょう。良い事はなにもありません。

 先日、こう云う質問をされました。
 あるミュージシャンの非公式ファンサイトにおいて、会員総数が約50名前後でその全てが毎日来る訳でもなく、登録してある程度なのに、そのサイトに設置してあるカウンターが一日100以上示すのは何故か、と云う質問です。答えは簡単、そのカウンターがIPアドレスを取得しないタイプだから、です。恐らく、そのサイトオーナーはメンテにそれなりの努力を費やして居るのでしょう。結果、サイトオーナーがサイトを行ったり来たりして、カウンターがぐるぐる回るのでしょう。
 一般に、自身がホームページ等を持っていない閲覧者にとって、カウンター等の数字には敏感に反応します。同様に、訪問者の少ないサイトオーナーにとってもカウンターやアクセス数は一喜一憂してしまうものの様です。実数を表示したいのであればIPアドレスを取得し、同一IPをカウントしないカウンターにすれば良いのです。わざわざ、IPアドレスを取得しないカウンターを取り付けるのは、それだけアクセスを誇示したい現れ、と云えます。現に、最近のカウンターでIPアドレスを取得しないタイプのものは少ない筈です。IPアドレスを取得しないタイプは古い訳ですから、それなりに探し、敢えて設置したのでしょうから何も云えません。

 同様に、サイトオーナーの中にはSEO対策に躍起になり過ぎる余り、極めて自己中心的なサイト方針で臨む方が多い様です。
 前回のレポートの中でも書きましたが、半年から一年以内にはPageRank[4]ぐらいにはなるかな、ぐらいに思っておりましたが、一月足らずでいつの間にか当サイトはPageRank[4]になっていた様です。
 しかも、この事実を確認したのは、相互リンクを頂いたサイトによるPageRankのカテゴリ分けで始めて知りました。SEO対策を謳ってはおりますが、それが全てではない、と主張し続けて来た当サイトにとっては、それ程重要な事ではありません。ですが、これで漸く、言葉に重みが出て来たのかな、とも思っています。スタンスを変えず、今迄通り、地道に頑張って参ります。

 アクセス…ホームページを運営する上で、特にそれが商用サイトであれば気になる処でしょう。ですが、何事も焦りは禁物です。地道に頑張って行きましょう。当サイトは、そう云った頑張るサイトとサイトオーナーを応援して行きます。それではまた次の機会に。

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