| ・第2回:『検索エンジンの選び方』 |
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第2回目の今回は、ホームページを宣伝する上で欠かせない中小検索エンジンの選び方についてお話して行きます。 検索エンジンには大きく分けて二種類存在します。ディレクトリ型とロボット型です。 ディレクトリ型とは、見掛け上、ディレクトリ構造下に分類され、そのカテゴリの中にサイトが登録(リンク)されるタイプを云います。登録には、サイトを申請[推薦]する必要があります。代表的なディレクトリ型と云えばYahoo!やdmozです。 ロボット型とは、ウェブ上を自動巡回するデータ収集プログラムがサイト情報を集積するタイプを云います。特別、登録する必要はありませんが、URLを申請しておけば巡回してくれます。代表的なロボット型と云えばGoogleやYahoo Search Technologyです。 ロボット型の検索エンジンは、黙っていても登録(データベース化)されます。特別にロボットを弾く仕様にしていなければ、数週間から数ヶ月の内には検索でヒットする様になります。解析してみると直ぐに分かりますが、実に多くのロボットがホームページにはやって来ます。中には妖しげなロボットもありますが、ここでは省略させて頂きます。 問題なのがディレクトリ型の検索エンジンです。これらには登録しなければなりません。ロボット型が数十万から数十億のインデックスを保有するのに対し、ディレクトリ型は数百から数万のインデックスに限られます。これは必然的にディレクトリ型の方が質の良い検索結果を得る、と云う事を意味している上、ロボット型への検索結果にも微妙に影響を与えます。 極一般的にホームページの宣伝をする為の検索エンジンとは、ディレクトリ型を指します。 ディレクトリ型と云っても大きく二種類に区分されます。無審査型と審査型です。 無審査型とは、登録を申請した時点でデータベース化され、リンクに反映されます。その殆どがCGIによるものです。自動登録型のリンク集等もこれに含まれます。 審査型とは、登録を申請したデータやサイト自体を実際に人が見て判断し、登録を受理するか否かを決定するタイプです。CGIを伴うものの、最近ではSEO対策からHTMLでのリンクが専らと云えます。 実際の処、ディレクトリ型の検索エンジンは、メインコンテンツとして検索に特化したサイトだけでも日本国内に数万はあります。データベースとして用いているサイトを加えれば、その数は計り知れないものになります。 その点を踏まえて考えると、ロボット型の検索結果に反映するものを選んで登録をするのがベスト、と云えます。ロボット型の検索結果に反映するとは、HTMLページを意味しています。 検索エンジン用のCGIとして代表的なものには、Yomi-SearchやAmigo Navigator、Power Search、Cosmo Navigator等を挙げる事が出来ます。どれも大変、優れたCGIで利用者も多いのですが、HTMLで出力されたページを検索結果としてもたらすものを選ぶ様にしましょう。 CGIで出力されたページは、ロボット型にキャッシュを残すのは不利です。つまり、CGIそのものによるデータベースは、個々のサイトに依存する為、宣伝には不向きと云えます。余程、そのサイトへのアクセスが多ければ別ですが、得策とは云えません。 HTMLで出力されたページは、ロボット型にキャッシュされ易いです。但し、ロボットは常に新しい情報を求めています。つまり、頻繁に更新されるページこそを収集し、それを検索結果に反映させるのものなのです。 ここ迄を振り返って見ると、宣伝に効果のある、より良い検索エンジンとは“更新の頻繁なHTML出力するディレクトリ型検索エンジン”である事がお分かりになると思います。 では、無審査型と審査型では、どちらがより良いのでしょうか? これはその検索サイト個々の運営方針にもよるのですが、一般的には審査型の方が良い、と云えます。 無審査であると云う事は、申請されたホームページ全てが登録される事を意味します。CGIのタイプにもよりますが、登録されたサイトはデータベース化され、一定時間置いて、乃至はその時点で出力される為、自動更新されます。一見すると、更新頻度が多く、ロボットに対して有利に思えます。しかし、ロボットは全てのページを巡回するとは限らないのです。自動生成されるページの悉くを閲覧するのであれば兎も角、全てを見て回らないのであれば、リンクされたページをキャッシュする事なく終わってしまい反映されない事が多いのです。 少し脇道に逸れますが、CGIには二通りの考え方が出来ます。一つは、データをサーバ側に蓄積させておき、プログラムとして動的に反応させる為、もう一つは、作業効率を良くする為の付加要素、としてです。 無審査型の検索エンジンの場合、多くはデータを収集する事に意義があります。これは云い換えれば、受動的なロボット型検索エンジン、と云えます。ロボット型が自動巡回型データ収集プログラムであるのに対し、無審査型は非巡回型データ収集プログラム、と云えます。 簡単に云ってしまえば、作業をしない為のプログラムがこの無審査型の検索エンジン、と云えます。そう考えると、無審査型の検索エンジンには無駄なデータが集積され易く、そもそも良質な検索結果を得る事が難しい上にロボット型への反映も乏しい事が云えます。 これに対し、審査型の検索エンジンは人による作業が必須です。これは即ち、更新作業を伴う訳ですから、比較的新しく良質な情報が検索結果に表れます。つまり、ロボット型への反映も期待出来る訳です。 ですから、より適切な宣伝効果のある検索エンジンは“更新の頻繁なHTML出力する審査を伴うディレクトリ型検索エンジン”である、と云えます。 Googleに代表される大手ロボット型検索エンジンは、そのプログラムが日々進化を遂げ、より適切な検索結果を私達にもたらしてくれます。かつては、収集されたページ全てが表示されていましたが、現在ではインデックスと更新された階層の浅いHTMLページぐらいです。 これが何を意味しているのか、と云うとディレクトリ型検索エンジンの検索窓のあるページがロボット型検索エンジンの検索結果に表示されるかどうか、と云う事です。噛み砕いて云うと、ディレクトリ型検索サイトのインデックスがキャッシュされているかどうか、を意味します。 上記の事から考え、審査を伴うディレクトリ型検索エンジンの中で、どの検索サイトを選ぶのがベストかを考えると以下の事が云えます。 [1]インデックスに検索窓があるサイト [2]更新されているか否か、分かるサイト [3]サイト運営者・管理人との連絡が取り易いサイト [4]新規登録受付フォームが分かり易い処にあるサイト [5]登録件数の多過ぎないサイト [6]情報の整理されたサイト [7]規約の多過ぎないサイト [8]付加価値のあるサイト [1]インデックスに検索窓があるサイト 驚く事に、検索エンジンでありながらインデックスに検索窓が設置されていないサイトがあります。ディレクトリそのものからサイトを探す事は稀です。検索窓がインデックスに設置されていない、と云う事は検索エンジンの意味合いを取り違えています。レイアウト重視である可能性が高く、検索エンジンとしての機能や評価は低いので避けた方が良いです。 最も有名なYahoo!を見れば分かる通り、検索窓は見易い場所にあるべきです。検索窓の見当たらない、若しくはインデックスに配置していないサイトへの登録は避けましょう。 [2]更新されているか否か、分かるサイト 検索エンジンに限った事ではありませんが、更新されているのかどうかが分からないサイトは、情報源としては、ほぼ無意味です。時折、途轍もなく古い情報が掲載され続けているサイトを目にしますが、更新されていない、つまり、放置(管理放棄)されたサイトを意味しています。 実の処、検索エンジンには更新されているか否か、分かり辛いサイトが非常に多いのです。更新履歴や更新日時が記載されていれば間違いありませんが、なかなかお目に掛かれません。通常のサイトであれば、掲示板や日記等で判断出来ますが、検索サイトではこれも設置されている事が少ないのです。 検索エンジンに登録された「新着サイト」を見れば、ある程度は分かりますが、無審査型の自動登録式であった場合、判断尽き兼ねます。 そもそも、更新状況の判断し難い検索エンジンは避けた方が無難です。これは明らかに管理作業の頻度を悟らせない為の仕様、と考えるべきです。殆どの場合、杜撰な管理、と云えます。杜撰な管理姿勢の検索エンジンでは、ロボット型へのキャッシュも期待出来ません。 [3]サイト運営者・管理人との連絡が取り易いサイト 直接、アドレスが記載されている必要はありません。問い合わせや連絡用フォームが分かり易い処に設置されていれば良いのです。 これは別の機会にお話しますが、相互リンクの問い合わせや何らかの質問をする上で重要と云えます。問い合わせや連絡用フォームがなければ、掲示板等でも良いのですが、検索エンジンの運営者や管理人の反応が見えないサイトの場合、[2]で触れた通り、放置され易い環境にあるサイト、と想像出来ます。場合にもよりますが、お奨め出来ません。 [4]新規登録受付フォームが分かり易い処にあるサイト 検索エンジンへの登録を申請するフォームが見当たらないサイトがあります。正確には、インデックスから1クリック以上離れたページにリンクしてあるサイトの事です。Yahoo!の様にディレクトリ内に設置してあるか、規約を読ませた上で同意を求めてからフォームに向かわせるサイトの事です。 この手のサイトは、既に著名であるか、登録件数が目一杯、若しくは、審査や作業に手を焼いているサイト、と云えます。云い換えれば、サイト運営そのものに手こずっているサイト、と云えます。 検索エンジンの管理運営は、意外と地味で手間の掛かる作業が多いものなのです。新規登録申請の窓口を狭める、と云う方針は、サイトそのものが扱うデータ量が限界に近づいている事を現しています。それはサーバの容量と云うより、運営者のキャパシティの限界を意味しています。 無理に時間を掛けて申請し、登録が受理されるのを待つぐらいであれば、比較的窓口の広いサイトに登録した方が良い、と云えます。何故なら、ロボット型へのキャッシュを考慮するのであれば、その方が建設的、と云えるからです。 [5]登録件数の多過ぎないサイト 登録件数が多いサイトには、三通りの考え方が出来ます。一つは、著名なサイト。もう一つが審査の甘い、若しくは無審査の検索サイト。最後に「一括登録指定サイト」です。 著名なサイトは、そのサイト自体がより巨大なディレクトリ型に登録されている老舗の可能性が高いです。審査の甘い、若しくは無審査の検索サイトは、データ量の多さをカウンターと勘違いしている場合が多く、登録サイトの質は低い、と云えます。一括登録指定サイトとは、業者の扱う「一括登録ツール」に登録している検索サイトの事で、これもデータ量を誇る事に力を注いでいる、と云えます。 何れの場合であっても、登録件数の多い検索エンジンへの登録は無意味です。膨大なデータの渦に飲み込まれてしまい、宣伝にはなり得ません。何故なら、どれ程アクセスが多いサイトであっても、データ量は常にそれ以上保有しているからです。残念ながら、中小検索エンジンでは、より的確な検索結果を望み得るのがプログラム的にも容量的にも物理的に難しい為、膨大なデータを抱えるのは不利と云えるのです。 [6]情報の整理されたサイト インデックスが整理されていない検索エンジンは致命的です。データが大き過ぎて表示される迄、時間が掛かり過ぎてしまったり、アフィリエイトやインフレームがちらついてユーザビリティに欠けるサイトは、登録はされても検索はされません。つまり、アクセスを期待出来ないので宣伝効果が薄い事を意味しています。 [7]規約の多過ぎないサイト 登録を申請する際に規約が多過ぎるサイトも控えましょう。[4]でも触れたましたが、サイト運営が限界に近いサイトに多い様です。何かと注文が多い割にアクセスは期待出来ません。作業の手間を軽減する為、多くは様々な管理ツールを用いるので柔軟な対応に欠けるサイト、とも云えます。閉鎖の危険性を内包する為、登録しても無意味になり兼ねません。 [8]付加価値のあるサイト ランキング等が自動的に集計されるサイトやコンテンツが豊富なサイトは大変、宣伝効果が高いと云えます。検索エンジンそのものの発展性が高ければ、それだけアクセスにも繋がります。但し、カウンターを回すだけの様なツールや主催サイトだけにメリットのあるツールを配する検索エンジンは避けた方が賢明です。 云う迄もありませんが、FlashまみれのサイトやBGMの鳴り響くサイトは論外です。検索エンジンとしての価値は全くありません。同様にブラウザを弄ってくるサイトもです。これらは何も検索エンジンに限った事ではありませんので、ご注意下さい。 上記以外にも様々な視点から検索エンジンを見極める事が可能です。 例えば、登録サイトの中で古い情報(更新された期日の古いサイト)にランダムでジャンプしてみてリンク切れを起こしていないかをチェックしてみましょう。同様にインデックスに貼られたリンク先に行ってみましょう。リンク切れを起こしていなくても、サイト名が変わっていたり、サイト内容そのものが変わっていたりする場合があります。 検索エンジンでは、登録情報の管理の為に自動巡回型のプログラムを用いてリンク切れをチェックする事が専らです。しかし、このプログラムではリンク切れを発見する事は出来ても、サイト名や内容の変化迄は確認出来ません。実際に人が見て判断しなければ分からない事は必ずあるので、これらを少し確認する事で、その検索エンジンの管理が行き届いているか否かを判断する事が出来ます。 十二分な時間があり、出会った検索エンジン全てに登録を申請出来る方であれば、その全てに登録してみるのも良いでしょう。ですが、実際には登録するだけでも、それなりの時間が必要ですし、申請をした検索エンジンの情報を保有し続け、管理して行くのは一苦労でしょう。 特に相互リンクを行ったり、登録情報を更新して行く為には、検索エンジンの選び方も必要になってくる、と思います。 今回、ここで書いた事は、ほんの一部に過ぎません。実際に目で見て、経験してみて下さい。パッ、と見ただけでは分かり難い様々な差異に気付くと思います。 一見、分かり辛い検索エンジン個々の特性を見抜き、より効率的で有意義な登録を心掛けて下さい。 |
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