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 のえるのオマージュでおまっ♪ 
・第11回:『貴方はデザイナー?それとも小売店?』

 物凄く久し振りとなるこの雑記。
 ブログどころかマイクロブログ全盛に移行する中で、こう云ったテキストはあまり必要性がなくなってしまいましたが、少し気になった点があるので書いておきます。

 
メルヴェイユはファッションとデザイン、アートを主としてご紹介しているサイトです。
 その為、
ファッション&デザインサーチへの登録申請には必然、このジャンルが多くなりますが、同ジャンルであってもホームページの指向性は大きく二分されます。

 一つは、デザイナーやクリエイター、アーティスト自らのホームページ。
 このタイプは、自身の作品のPRや仕事依頼の募集となりますから、サイトイメージは各々サイトオーナーの嗜好に委ねられます。
 云うなれば、
正解、はなく、各々自身をアピールするサイトデザインで良いのです。
 アーティスト色が強ければ自分の感性(好き嫌い)でサイトを彩れば良く、多少、商業的であったりマーケティングを意識するのであればこれに取り組めば良く、どちらにせよ、自身のアピールに繋がれば良いだけです。
 本来であれば、個人のPRサイトにも正攻法はありますが、ブランド力の大小によって攻略法は変わりますし、どのユーザーに対してアピールするかにもよって来ますので、ここでは割愛致します。

 もう一つが小売店です。
 所謂、オンラインショップ、ネットショップ、ECサイトと呼ばれるホームページ。
 デザイナーやクリエイター自らが運営する直販店から実際に店舗を持って在庫管理をしているショップ、あるいはアフィリエイトやドロッピシピングで販売する無在庫販売店迄、多岐に亘るサイトです。


 オンラインショップサイトを見ていると、どれもレイアウトが似通ってみえます。
 これは
CMS(Content Management System)を使っているからなのですが、大抵の場合、インデックスページがブログ並に高さ(height)があり、縦に対してスクロールさせる仕様となります。
 横(width)があるよりも高さがある方がユーザビリティは遙かに良いのですが、しかし、商品画像の配置が基本的に平凡であり、比較的小さな写真が目一杯並ぶ、そんな印象のネットショップが多い様に思えます。

 実際の店舗においても商品陳列が重要であるのと同じく、ホームページ上での商品画像の配列や見せ方は極めて重要です。
 インデックスに沢山の商品を配置したくなるのは分かります。
 サイトで一番アクセスが集中するのがインデックスな訳ですから当然です。しかし、ホームページではロングテールが狙えますから、商品を闇雲に配置するよりもジャンル分けをしてリンク階層に格納し、インデックスにはキーワード検索とジャンル毎のバナー、後は一押し商品を大きな画像で紹介する程度で充分なのです。
 寧ろ、この方が
CVR(Conversion Rate)は高まります。

 例えば、ブランドの直販サイトに限った場合、季節を先取りした新商品がある筈です。
 夏であれば秋冬物、冬であれば春夏物のように季節を先取りして行くのが通例ですから、トップを飾るのは新商品となる筈です。
 これが小売店として販売をしてるのであれば、売れ筋商品に変わります。
 在庫を残したくはありませんから売りたい商品をトップに持って来る事が前提となります。
 アフィリエイトやドロップシッピングの場合、商品を選ぶのが困難になりますが、この場合、大きな商品画像がある事が前提となり、手頃な価格帯も重要な選択肢となります。
 利率が良いからと云って、例えば、高級時計や宝飾品ばかり並べても売れません。
 高級品は概ね、実際のお店での購入率の方が高いですから、この辺りは扱う商品の選択が重要になって来ます。

 アパレルのみに限らず、全ての商品に一貫して云える事ですが、アイキャッチとなる商品をインデックスに飾った方がユーザーのアクション率は向上します。
 商品一覧の類はインデックスの1つ下のリンク階層におき、上手く誘導する方法が必要です。
 現在ではリターゲティングのように、消費者の閲覧履歴や実際の消費行動に基づいて自動的にリンクコンテンツを生成し、ページに表示する場合もありますが、アパレルやアクセサリーの場合、過去の消費者の購入履歴よりもコーディネート等消費行動の後をイメージさせる提案、と云う形で別商品を紹介する方がより効果的と云えます。

 著名なブランドのサイトでは新作のみが大きくサイトのインデックスを彩ります。
 ユーザーが欲する商品の場合、サイト内でのアクションはユーザー自身によってなされますから、インデックスにごちゃごちゃ置くのは売り手のエゴにしか過ぎず、結果的に機会損失を招きます。
 恐らく、多くのショップオーナーが勘違いをしているでしょうからお気を付け下さい。

 また、在庫数が少ない場合、あるいは一点物の場合、自動生成のショッピングカートよりも静的に配置してフォームで問い合わせを待つ方が良いです。
 クレジットカード決済やコンビニ決済を使いたい場合は別ですが、代引きや振込の場合、確実に動的出力は避けるべきです。
 特にYSTやbingはいつ迄もキャッシュを残しておきますし、リダイレクトも反応しません。
 売り切れた商品が検索結果に残り続けてしまう為、静的ページで配置しておけば、その分のアクセスを他ページに流せますから試してみて下さい。


 オンラインショップ形成で一番の間違いは、
美しいレイアウトで飾ると云う勘違い、です。

 ユーザーが欲しているのは“
商品”ですから、商品を正しくPRする必要性があります。
 商品を美しく綺麗に見せ、正確な情報を分かり易く掲載し、これを消費者が探し出せる工夫に努力してみて下さい。
 これを怠ると、どんなにアクセスを集めても購入してくれません。是非、気を付けてみて下さい。


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